「エフライムの人々は、弓を射る者であったが、戦いの日には退却した。」(詩篇78:9)
ここでの教訓は明確である。それは「訓練の成果は実戦で試される」ということだ。
人生の教室で学んだことは、将来必ず試されることになる。
戦いの日が来たとき、エフライムの戦士たちはなぜ失敗したのか。次の節を読むと理解が深まるかもしれない。
「彼らは、神の契約を守らず、神のおしえに従って歩むことを拒み、神の数々のみわざを忘れてしまった。神が見せてくださった多くの不思議を。」(詩篇78:10‐11)
彼らが試みに失敗した理由は、(1) 啓示された真理に従わなかったことと、(2) 過去の神の慈しみを覚えていなかったことにある。
あなたが今日どんな試練に直面していようとも、あなたの「戦いの日」がいつであろうとも、次の二つのことを覚えておいてほしい。
1. 神があなたに啓示された真理に従うこと。
2. 過去に神から受けた良きことを繰り返し心に思い返すこと。
もしあなたの「戦いの日」がまだ訪れていないなら、心配しなくてもいい。その時が来たならば、私たちは決してあなたを見捨てない愛情深き天の父に仕えているといることを覚えておこう。
戦士として、喜んで愛する人のもとへ赴き、共にいる準備ができているだろうか?
読者のあなたへ問う――あなたは赴く準備ができていますか?