悲劇が起こるとき(そしてそれは避けて通れない)(2025年7月12日投稿分)

2001年9月11日、テロリストの一団がアメリカと自由世界全体に壊滅的な打撃を与えた。私が「自由世界全体」と述べたのは、ニューヨーク市のツインタワーの崩壊によって、世界80カ国から来た男女が命を落としたからだ。

聖書にはこう書かれている。「人の霊は病苦も忍ぶ。しかし、打ちひしがれた霊は、だれが担えるだろう。」(箴言1814

テロリストはアメリカ社会を攻撃したが、アメリカの精神を打ち砕くことはできなかった。アメリカと自由世界全体の精神は、9月11日直後の数日間において見事に示されることとなった。

この大惨事の後、世界中の人々と国々は慰めと力を求めて唯一の信頼できる源ー―に頼ったのだった。

主は言われた。「彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助け出す。彼がわたしの名を知っているから、わたしは彼を高く上げる。彼がわたしを呼び求めれば、わたしは彼に答える。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い、彼に誉れを与える。」(詩篇911415ここで用いられている行動を表す言葉、「助け出す」「高く上げる」「答える」「誉れを与える」に注目しよう。

しかし、9月11日の攻撃で亡くなったクリスチャンたちはどうなったのだろうか?彼らが神を必要としていた時、神はどこにいたのだろうか?

聖書はこの点についても明確に述べている。神は彼らと共におられたのだ。

聖書には「あなたが水の中を過ぎるときも、わたしはあなたとともにおり」(イザヤ書432とある。キーワードは「through(過ぎる)」と「with(ともに)」であり、これは、イエスを信じるすべての信者に対する神の約束である。

そしてまた「強くあれ。雄々しくあれ。彼らを恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主ご自身があなたとともに進まれるからだ。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」(申命記316とある。主はあなたと共におられ、あなたがこれからどんな困難に直面しようとも、そこにいてあなたを待っておられる。

人生で悲劇に直面した時、(そしてそれは避けて通れない)、創造主である神に祈り求めてほしい。神はあなたの声を聞き、必ず応えてくださる。

今日、悲劇に直面できるかどうか自信がなければ、クリスチャンの友人や牧師に相談してほしい。

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