最近書いた記2025年6月9日)で、学習を成功させるためには5つのステップがあると述べた。私は手の指(小指、薬指、中指、人差し指、親指)を例に挙げてみた。そしてこの5本の指を、記憶術を成功させるためのステップに当てはめ、聖書の勉強と記憶のために応用するようにした。
記憶からの定着率は理論的には100%であり、聴覚にいたっては5~10%だった。この率は純粋に学問的なものであり、霊的意味合いはほとんどないのだが、私はそれが正確であると考える。
しかしクリスチャン生活におけるこれら 5 つのステップ(注:各指による聖書の勉強法)を考慮すると、聞くこと、読むこと、勉強すること、暗記すること、黙想すること、それぞれの指の価値は成功するためには等しく重要である。
何を読むかで人生は変わる。何を聞くかで人生は変わる。何を学ぶかで人生は変わる。何を記憶するかで人生は変わる。何を黙想するかでも、また人生は変わるのである。
人生を変えたい、あるいは人生を向上させたいのであれば、人生の非常に重要な領域について考えてみよう。そして、ヤコブの手紙1:25には、祝福を受けるのは聞く者ではなく、みことばを行う者であると書かれていることに注目しよう。
あなたのやるべきことを確認してほしい。
- 神のみことばを日常的に聞いているか?
- 聖書を忠実に読み、印をつける(線引きや書き込み)のための仕組みを持っているか?
- グループ以外の個人的な聖書の学びの時間を持っているか?(静寂の時)
- 暗記した聖句を忘れないようにするための、復習システムを持っているか?
- 一日を通して聖書の聖句を瞑想できるシステムはあるか?
これらの質問にすべて肯定的に答えられるのならば、あなたは実を結び、さらに実を結び、より多くの実を結ぶ道を歩んでいることになる。(ヨハネ15章)
この訓練における成功は、知ることではなく実行することにあることを覚えておこう。
祈りながら、各分野における自分の生活を評価し、調整を加え、前進し続けてほしい。
あなたの旅路に主の祝福がありますように!