一年の最初の月である1月(January)は、ローマ神話に出て来る神ヤヌス(Janus)にちなんで名づけられた。ヤヌスは扉と門の神で、通常は2つの顔を持ち、1つは前を向き、もう1つは後ろを向いている。
聖書は、過去から学びつつも、未来に向かって生きるべきだと教えている。
1月は振り返りの時であり、前年の評価をする時である。
例えば:
あなたはこの12カ月を賢く使い、失敗を乗り越えて、成功へと前進できたか?
他者に手を差し伸べ、愛し、恵まれない人々へ必要となるものを分かち合えたか?
自分を怒らせた人を赦したり、自分が他の人に赦しを求めることがあったか?
神を求め祈ったか?享受した恩恵に感謝したか?
私たちは過去を変えることはできないが、そこから学ぶためにあらゆる努力をすべきである。
1月はまた、前を向いて目標を立てる時でもある。
例えば:
どうすれば両親を敬うことができるか?どうすれば家族に愛を示せるか?
自分の家をもっと魅力的にするにはどうしたらいいのだろう?どうすれば隣人に手を差し伸べ、愛することができるだろうか?
どうすればもっと忠実に神を追い求めることができるか?どうしたら自分の教会にもっと関わることができるか?
もし誰かが私を怒らせたとして、その人を赦すことができるだろうか?先延ばしにしてきたことを、今年こそ決断できるだろうか?
これまでのところ順調であったとしても、この一年をさらに良い年にすることを私はお勧めしたい。過去を振り返って評価するにしても、未来に向けて計画を立てるにしても、主イエスの言葉を思い出してほしい。「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。」(マタイの福音書6:33)
神を求めよう。神は必ずあなたを見つけ出し、そして祝福してくださる。