新しい1年がやってくる。成功と繁栄―そして失敗や苦しみーという新たな一年だ。
新しい年を迎えるにあたって、私たちは成功も失敗も、繁栄も苦しみもあることを理解しなければならない。
成功や繁栄は、時として失敗や苦しみと同じように人を打ちのめすことがある。お金や名声や成功は、永続的な幸福をもたらすものではない。これらは一瞬にして消えてしまうかもしれない。
では、良いことも悪いことも経験することになるとわかっている私たちは、新しい年をどのように迎えるべきだろうか?
まず、神があなたの人生と計画の中で重要な位置を占めていることを確信することだ。
「主が家を建てるのでなければ建てる者の働きはむなしい。主が町を守るのでなければ守る者の見張りはむなしい。」(詩篇127:1)
神があなたの人生に介入し働いてくださるのは、祈りによってあなたの許可を得た時だけであることを覚えておこう。
「見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って、、、、、」(ヨハネの黙示録3:20)
第二に、これを実行したならば、神の子としてあなたに対する神の計らいを信頼することである。次の節での「すべてのこと」とは、すなわち、良いことも悪いことも、楽しいこともそうでないことも意味している。
「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。」(ローマ人への手紙8:28)
最後に、良いことであれ悪いことであれ、過去に捕らわれることなく、あなたの未来のために神を信じることだ。
「ただ一つのこと、すなわち、うしろのものを忘れ、前のものに向かって身を伸ばし、キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという、その賞をいただくために、目標を目指して走っているのです。」(ピリピ人への手紙3:13,14)
過去に経験した成功や繁栄が何であれ、神に感謝すること、そしてそれに捕らわれずにただ前進すること。そして過去にどんな失敗や苦しみを経験していたとしても、そこから学び、手放し、前進することだ。
神があなたを愛し、あなたの人生に素晴らしい計画を持っておられることを忘れてはならない。ただし、それはあなたの許可があった場合に限られる。
今頭を垂れてこういうべきだ。「主よ、私の人生をより良いものに変えてくださることを許可します。そうしてくださることに感謝します。」
そしてあなたの人生に良いことが起こっても、決して驚かないこと。神に感謝して、この祝福をまわりにいる人々にも分かちあおう。そうすれば彼らも祝福される。とにかく続けていこう。