「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。それは、あなたがたが行って実を結び、その実が残るようになるため、、、、、」(ヨハネの福音書15:16)
この節における「任命された」という単語は、定義上、他の箇所では「聖別された」または「定められた」と翻訳されている。アメリカの一部の州では、結婚式などの特定の儀式を行うためには、任命された人の登録が義務付けられている。
ここでの「選ぶ」という言葉は非常に重要である。イエスを信じる者として、あなたは選ばれ、聖別され、3つのことを行うように任命されている。
(1)「あなたがたが行って」ーこれは、宣教地であれ、隣人であれ、聖書に啓示されているように、祈りと聖霊への従順を通して集中的に活動することを意味する。
(2)「実を結び」―この実を結ぶための第一段階は、ガラテヤ人への手紙5章22節と23節にある。愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制…すべてのクリスチャンはこの実を結ぶべきである。第二段階は、ヨハネの福音書15章にある。ここで言及されている実とは、もう一人のクリスチャンのことであり、すなわち、ぶどうの木は主イエス、枝はクリスチャン、そしてそこになる実がもう一人の(新しい)クリスチャンである。
(3)「その実が残るようになるため」―これが最も重要である。「その実」とは、霊的に成長するまでサポートすべき新しいクリスチャンのことだ。生まれたばかりの赤ん坊が愛情深く思いやりのある両親を必要とするように、イエスを信じた新しいクリスチャンは、より成熟したクリスチャンからの愛情深い世話と助けを必要としている。
あなたには霊的な子どもたちがいるだろうか?そしてあなたが教えられたことを、彼らに教えているだろうか?
もし霊的な子どもたちがいないのならば、ひょっとしたらあなたは、従順にぶどうの木である主イエスの中にとどまっていないのかもしれない。
天の父は、信者であるあなたに、御霊の実を証する「ガラテヤ人への手紙 5章」の子どもたちと、霊的な実を結ぶことによってキリストに留まっていることを証しするもう一人の信者である「ヨハネの福音書 15章」の子どもたちを生み出すよう任命されている。
この目的を達成するためにアドバイスが必要な場合は、牧師またはクリスチャンの友人に相談してほしい。