支えてくれる錨(2025年4月24日投稿)

「私たちが持っているこの希望は、安全で確かな、たましいの錨のようなものであり、、、」(へブル人への手紙619

定義上、錨(いかり)とは、湖、川、あるいは海で、どんな大きさの船でも、岩にぶつかったりその他のトラブルに巻き込まれることがないようにしっかりと繋ぎ止めておくものである。今日は、魂の錨について考えてみたい。聖書における魂とは、真のあなたのことだ。では、あなたの魂または人生にとっての錨とは何だろうか?日々の生活のプレッシャーの中で、あなたの人生に安定や平安をもたらしてくれるものは何であろうか?

多くの人にとって、それはお金である。お金を稼ぐために1日12時間から14時間、あるいは20時間働く。銀行口座の残高が増えれば増えるほど、安心感が増すのだ。

不動産に錨を見出す人たちもいる。平均的には、人は総収入の30%を不動産の購入と維持に費やしている。さらに8~10%を交通費に、さらに10%を健康維持に使う。

おそらく最も一般的な錨は、退職後の資金だろう。老後資金のためには、総収入の70~80%に相当する資金の計画を立て、備えるべきだ。しかし、資金を適切に管理し、保護しなければ、すべてを失う可能性もある。

問題は、あなたが何を持っているか、どれだけ持っているかではなく、何を持っていないかである。すべての人は神を愛し、神にのみ仕えるために創造された。聖書には「あなたがたは神と富とに使えることはできません。」(マタイの福音書6:24とはっきり書かれている。

もしあなたが上記のものをすべて持っているなら、それはあなたにとって幸せなことだ。しかし、これらすべてを手にしてもなお、心に平安がないのであれば、神はあなたを助けたいと願っておられる。私には裕福な友人もいれば貧しい友人もいるが、皆お金では買えない平安を持っている。天の父は、収入に関係なく、あなたにもこの平安を持ってほしいと望んでおられるのだ。

神お一人だけが、あなたに錨と平安を与えてくださることができる。もし、あなたがすべてを手にしているにもかかわらず、心に平安がないのであれば、牧師や親しいクリスチャンの友人のところに行って、思いを分かち合うことをお勧めしたい。

さらに理解を深めるために、ルカによる福音書122234も読むことをお勧めする。

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